8月の避難生活で、いちばん命にかかわるのが熱中症です。のどがかわく前に、こまめに水を飲むのが基本です。
長い時間おなじ姿勢でいると、足の血管に血のかたまりができ、肺につまることがあります。車中泊の方はとくに注意してください。
災害のときは、処方せんがなくても薬を受け取れる特例があります。がまんせず、避難所の医師・薬剤師・救護所に相談してください。
「トイレに行きたくないから」と水や食事をへらす方が多くいます。これが膀胱炎・便秘・エコノミークラス症候群の引き金になります。
家の片づけでのケガと、ほこりの吸い込みにも注意が必要です。
停電や断水がつづく夏は、食べ物がいたみやすくなります。「もったいない」より「あやしいものは捨てる」が合言葉です。
大勢での生活では、かぜ・インフルエンザ・ノロウイルスなどがひろがりやすくなります。
口の中の汚れをそのままにすると、細菌が肺に入り「誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)」を起こします。過去の震災で、災害関連死のおもな原因のひとつになりました。とくに高齢の方は毎日つづけてください。
「動かない生活」がつづくと、とくに高齢の方は歩く力が急に落ちて、そのまま寝たきりになることがあります。これを生活不活発病といいます。
避難所では言い出しにくいことこそ、がまんしないでください。
眠れない・食欲がない・涙が出る・イライラする——大きな災害のあとには、だれにでも起こる自然な反応です。多くは時間とともに落ち着いていきます。
子どもは不安を言葉にできないぶん、行動にあらわれます。赤ちゃんがえり・夜泣き・わがまま・親から離れない——どれも普通の反応です。
お金と住まいの支援は、ほとんどが「罹災証明書(りさいしょうめいしょ)」から始まります。期限のあるものが多いので、早めに動いてください。